主催/社団法人日本肝臓学会・財団法人ウイルス肝炎研究財団・読売新聞大阪本社
協賛/シェリング・プラウ株式会社
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| 講演に続いて、フリーアナウンサー・木佐彩子さんの司会でパネルディスカッションが行われ、参加者から寄せられた疑問に、講師らが丁寧に答えた。 |
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感染経路、遺伝との関連、感染した際の症状について教えてください。 |
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C型肝炎は、血液を介して感染しますが、現在は普通の生活で感染する危険性は、まずありません。夫婦間の感染もほとんどなく、母子感染は5〜6%です。感染症なので遺伝することもありません。急性肝炎が起きても、慢性肝炎の初期でも症状はほとんどありません。 |

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肝庇護薬による治療をしていますが、インターフェロンを勧められています。 |
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肝庇護薬はウイルスを駆除することができないので、インターフェロンほどの効果はありません。肝機能の数値、血小板の数や線維化の状態を見て、発がんのリスクを評価して、その後の治療方針を決めていきます。治る可能性が高く、副作用の素因がなければ、ペグインターフェロン/リバビリン併用療法を選択するのが一番よいと思います。 |

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ペグインターフェロン/リバビリン併用療法で副作用の起こる頻度と種類を教えてください。 |
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インターフェロン自体の副作用で、早期に間違いなく出るのが、発熱と全身倦怠感です。これは解熱剤を投与することで軽減されます。中期になると、うつ症状、甲状腺機能の異常が出てきます。うつ症状があっても、精神安定剤などを使用することで、治療を継続できます。リバビリンは貧血が必ず出ます。貧血の程度に応じてリバビリンの量を減らして投与をできるだけ続けるようにします。従来のインターフェロンと比べ、ペグインターフェロンは様々な面の副作用が軽減されています。 |

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ペグインターフェロン/リバビリン併用療法に年齢制限はありますか。 |
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実際は70歳でも、体力的には自分は60歳ぐらいだと思っている方もいらっしゃいますし、絶対的なことは言えませんが、65歳くらいまで、というのが一般的な考えで、合併症がない方は65歳以上でも可能です。要はその人にとって、肝臓病が命取りになるかどうかで判断します。 |

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ペグインターフェロン/リバビリン併用療法開始16週でウイルスが消失しましたが、いつまで続ければよいでしょう。 |
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ウイルスが消える時期は遅いものの、消えているのは明るい材料です。ただ、この場合、48週で治療を終えると、完全治癒は32%くらいです。現在はウイルスが消える時期が遅い患者さんには、72週まで延長することを勧めています。治療後にウイルスが復活した患者さんは、全てのウイルスを駆除しきるのは無理と考え、少量のインターフェロンを長く使って肝がんにならないようにするのが、現時点ではベストです。 |

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インターフェロン治療でウイルスが消え、経過観察中です。いつになれば完治したといえますか。 |
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 治療終了6か月後の血液検査で、ウイルスが検知されなければ完治です。慢性肝炎が軽度で、完治した場合は、その後がんが出ることはまれですが、線維化がかなり進行していた場合には、ウイルスが陰性化したといっても安心できません。主治医の指示に従い通院を続けるのがよいでしょう。 |

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飲酒、喫煙、食事、運動の注意を教えてください。 |
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C型肝炎の方がお酒を飲むと、進行が速くなることはわかっているので、控えるかやめていただきたいです。たばこはすべてのがんの危険因子です。肥満も肝臓によくないので、規則正しい食事、適度な運動がよいと思います。鉄の多い食事は避けた方がよく、女性で貧血の場合は、血清鉄や、鉄の欠乏マーカーであるフェリチンを測り、数値が低くなければ鉄を多く含む食品は避けた方がよいでしょう。 |
司会/フリーアナウンサー
木佐 彩子さん
(きさ・あやこ) 94年青山学院大学英米文学科卒。フジテレビ入社。「プロ野球ニュース」「めざましテレビ」などで人気を集める。2003年からフリー。夫はプロ野球選手の石井一久氏。
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